昨日は午前中に用事が終ったので
予告を見てから見たいと思っていた映画にふらりと一人で
見に行った。
内容は(ネタバレしない程度に)
定年退職して夫婦で仲良く(見た目)平凡に暮らしているハロルドに一通の手紙が届く。
それは職場の同僚であったクイーニー(女性)からだった。
今はホスピスに入院していて余命いくばくもないそうだ。
一旦は返事を書いてポストまで行くが
途中気持ちを変えて
「クイーニーどうしても伝えたいことがある」ということで
800キロも離れている北のホスピスへ行くことを決める。
しかも歩いて・・・。
自分が歩いている間は生き続けて欲しいという
願と共にロナルドは手ぶらで歩き始める。
道中に関わる人々、イギリスの美しい風景
ドナルドの後悔してもしきれない人生の悲しい出来事
冷え切った夫婦の問題などを織り交ぜて
ハロルドの旅は続く。
後は見てのお楽しみ。
この映画の原作(ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅)は世界36か国で刊行され、
英国文学最高の賞であるマン・ブッカー賞にノミネート、
日本では2014年本屋大賞翻訳小説部門第2位に
輝いた傑作小説である。
クイーニーと会った時の場面は800キロも
歩いてきてあえたにも拘わらずいまいち気持ちが
つたわらず感動しなかったことと
どうしても伝えたいことが何だったのか?
良く理解できなかった。
でもお薦めの映画です。クーラーの節約にもなる(笑い)