コロナに見舞われた7年忌

PurpleOlive

2023年06月21日 12:59

朝早くから携帯が鳴る。
「おばさん明日のお母さんの7年忌は中止にしました」
寝ぼけ眼で「??」
聞くと次男がなんとコロナ感染したらしい。
よりによってこの日に感染しなくてもいいのに
明日の準備もほぼ完了していてキャンセルできないものも
いくらかあったみたいだ。
まあ病気は待ったなしだし致し方ない。

妹が長い闘病を経て享年67で天国へ逝ったのが
昨日のような気がするがもう6年が過ぎた。

妹の親友だったT子さんが電話口で
「H子(妹の名前)が生きていたら私の人生は
もっと幸せだったろうに本当に悲しいし悔しい」
と涙声で訴える。
私も妹を思い出さない日はないよともらい泣きする。
こんなに思ってくれる友人がいて
幸せな老後を送れただろうにと思うと妹の運命を呪う。

一人娘の姪が守っているお仏壇。
姪の夫がすべてに協力的で感謝してもしきれない。

二重にマスクをしてせめて手を合わせにいった。
無口だった妹は相変わらず何も言わなかった。

13年忌までネーネーは頑張るからね。