繰り上げ法要
昨日は母の3年忌だった。
(詳しく言えば3,7,13,25,33年忌までをまとめて執り行った。)
享年108歳で逝ってから早くも2年が過ぎた。
兄嫁(兄は母より2年先に亡くなっている)から3年忌に33年忌まで
済ませたいと提案があった。
兄嫁も80歳を目前にしており、仏壇を預かるものとして
精神的にも重圧がかかるのかも・・・
我家は次男なので仏壇ごととは縁がない生活をしているので
反対はできない。
最近はこのような法事が多くなってきておりお坊さんも
問題はないとのこと。
コロナが猛威を振るっていることもあり人数も制限し
最小の人数で執り行われた。
3年忌の法要が終ると7年忌と順次執り行われ最後33年忌を
終えた。
25年忌と33年忌は「ウワイジューコー」といって
お祝いの法事になるそうだ。
お供えのかまぼこも赤に、お餅も赤を加える。
年忌ごとにお供えものの一部を入れ替えているところ。
ウチカビを燃やして手を合わせ無事33年忌まで
終えることが出来た。
最後にお坊さんが法事にまつわる諸々のいわれを
持参してきたパソコンで説明をして下さり始めて聞くことも多く
この年まで知らなかったことを恥じた・・・。
ご先祖様を大事にしてきた沖縄の人々がいわれを
知ることによりもっとご先祖様に理解を深めることが出来るかもしれない。
33年忌を終えると故人は神様になり家の守り神として
子孫をお守りしてくれるそうである。
優しかった母はこれからもこの家で気配を感じられることだろう。